鳥インフルエンザの人への影響2026.01.20
鳥インフルエンザ(高病原性鳥インフルエンザなど)が人に与える影響について、分かりやすく整理します。
◆ 人にうつるの?
基本的には、非常にうつりにくいです。
通常の生活で、鶏肉や卵を食べることで感染することはありません(十分に加熱されていれば安全)。
ただし、以下のような場合はまれに人への感染例があります。
-
感染した鳥(鶏・野鳥)と濃厚に接触
-
糞・羽・分泌物を防護なしで扱った場合
-
鳥の処分作業などで長時間曝露
◆ 人が感染した場合の症状
感染した場合、重症化することがあります。
感染した場合の主な症状
-
高熱
-
咳、喉の痛み
-
強い倦怠感
-
呼吸困難、肺炎
-
下痢・腹痛(型によって)
⚠ 通常の季節性インフルエンザより重くなることが多いとされています。
◆ 人から人へうつる?
-
持続的な人から人への感染は確認されていません
-
極めて限定的な例のみ
👉 そのため、現時点でパンデミックを起こす状況ではないと評価されています。
◆ 一般家庭・生活への影響
通常の生活では、過度に心配する必要はありません。
安全なポイント
-
鶏肉・卵は中心まで十分加熱(75℃1分以上)
-
野鳥の死骸に素手で触らない
-
触れた可能性がある場合は手洗い・消毒
◆ 特に注意が必要な人
-
養鶏関係者
-
獣医師
-
野鳥保護・駆除作業者
→ マスク・手袋・防護服の着用が重要です。
※飲食店・食品事業者様向けに、鳥インフルエンザ対策として実務で押さえるべき注意点
◆ 食材の仕入れ・受入管理
ポイント:安全な流通経路+受入時チェック
-
正規ルート(認可業者)からのみ仕入れる
-
仕入先の産地・ロット情報を記録(トレーサビリティ)
-
受入時に以下を確認
-
異臭・破損・汚れの有無
-
卵殻の割れ・汚染
-
-
異常があれば使用せず返品・廃棄
👉 発生地域の情報が出た場合は、仕入先に出荷制限の有無を確認
◆ 保管管理
ポイント:交差汚染の防止
-
鶏肉・卵は他の食材と分けて保管
-
冷蔵庫内で
-
生食用食材より下段に配置
-
-
専用容器に入れ、密閉・表示(品名・日付)
◆ 調理時の衛生管理(最重要)
ポイント:十分な加熱と器具管理
加熱基準
-
鶏肉:中心温度75℃で1分以上
-
卵:
-
生提供は原則避ける
-
半熟・生使用の場合は殺菌済み卵のみ
-
調理器具
-
生肉用・加熱後用の
-
包丁
-
まな板
-
トング
を明確に使い分け
-
-
使用後は洗浄→消毒→乾燥
◆ 従業員の健康・衛生管理
ポイント:人への感染リスクを最小化
-
出勤前の体調確認(発熱・咳)
-
手洗いの徹底
-
調理前
-
生肉・卵を触った後
-
-
手袋・マスクの適切使用
-
傷のある手での調理は禁止
◆ 清掃・消毒
ポイント:ウイルスの持ち込み・拡散防止
-
調理台・シンク・取っ手などは次亜塩素酸ナトリウムまたはアルコール
-
床・排水口も定期清掃
-
卵の殻や廃棄物は速やかに密閉廃棄
◆ 野鳥・害獣対策
ポイント:店内への侵入防止
-
換気口・出入口の隙間対策
-
ゴミは蓋付き容器で管理
-
店舗周辺に餌になる残渣を放置しない
-
野鳥の死骸を発見した場合
→ 触らず、自治体に連絡
◆ お客様対応・情報管理
ポイント:正確な説明で不安を防ぐ
-
「十分に加熱した鶏肉・卵は安全」と説明できるよう共有
-
風評被害対策として
-
スタッフ間で統一見解を持つ(窓口1本化)
-
-
SNS・口コミ対応は冷静に
◆ 保健所・行政対応
-
自治体・保健所からの通知を随時確認
-
指導があった場合は記録を残し、即対応
-
衛生管理マニュアルの見直し
まとめ(現場用チェック)
-
✅ 正規仕入・受入チェック
-
✅ 十分な加熱
-
✅ 交差汚染防止
-
✅ 従業員の健康管理
-
✅ 清掃・消毒の徹底(専門業者へ相談)

079-230-0333
無料相談